ChatGPTで何ができる?仕事・業務で使える活用方法10選|中小企業向けAI活用
ChatGPT、結局仕事では何に使える?
ChatGPTという名前を聞く機会が増え、
「とりあえず使ってみた」
という方も増えてきました。
しかし実際には、
「質問して終わっている」
「検索の代わりにしか使っていない」
「仕事でどう活用すればいいかわからない」
という方も少なくありません。
ChatGPTの便利なところは、単純に質問へ回答してもらうことだけではありません。
文章作成、企画、アイデア出し、情報整理、SNS、マーケティング、業務マニュアル、Web制作など、さまざまな仕事の「補助役」として利用できます。
特に、人手や時間が限られている中小企業や個人事業主にとって、上手に使えば日々の業務を効率化できる便利なツールになります。
今回は、仕事ですぐに試せるChatGPTの活用方法を10個紹介します。
1.メールやビジネス文章を作成する
仕事で意外と時間がかかるのが文章作成です。
例えば、
・お客様へのメール
・問い合わせへの返信
・営業メール
・お知らせ
・案内文章
・謝罪文
・社内連絡
などがあります。
文章の内容は決まっていても、
「どう書けば失礼にならないだろう?」
「もう少しわかりやすくしたい」
と悩んでしまうことがあります。
そんなときChatGPTに、
「以下の内容を取引先へ送る丁寧なメールにしてください」
と依頼し、伝えたい内容を入力すれば、文章の下書きを作成できます。
さらに、
「もう少し柔らかく」
「短くしてください」
「営業っぽさを弱くしてください」
などと追加で指示することもできます。
ゼロから文章を書くより、AIが作った下書きを人が確認・修正することで、文章作成にかかる時間を短縮できます。
2.ホームページやブログの記事を考える
ホームページを運営しているものの、
「更新する内容がない」
「ブログのネタが思いつかない」
という会社は多くあります。
ChatGPTに自社の業種やお客様について伝えることで、コラムやブログのテーマを考えてもらえます。
例えば、
「鳥取で工務店を経営しています。家を建てたい人が検索しそうなブログテーマを30個考えてください」
といった使い方です。
テーマだけでなく、
・記事タイトル
・見出し構成
・本文の下書き
・よくある質問
・記事のまとめ
なども作成できます。
ただし、AIが作った文章をそのまま大量に掲載するのではなく、自社の経験、実績、写真、事例などを加えることが重要です。
3.SNSの投稿を考える
InstagramやFacebookなどを始めたものの、
「今日は何を投稿しよう?」
と毎回悩んでいませんか?
SNS運用でもChatGPTは活用できます。
例えば、
「飲食店のInstagramで1か月分の投稿テーマを考えてください」
と依頼すれば、複数の投稿案を作ることができます。
さらに、
「30〜40代の女性をターゲットにしてください」
「親しみやすい文章にしてください」
「写真の撮影アイデアも付けてください」
など、条件を追加することで自社に合わせた内容へ調整できます。
投稿内容だけでなく、ショート動画の企画や台本作成にも利用できます。
4.商品・サービスのキャッチコピーを考える
商品やサービスは良いのに、
「魅力を一言で説明できない」
というケースがあります。
そんなときにもChatGPTをアイデア出しに利用できます。
商品内容、特徴、ターゲットなどを伝え、
「このサービスのキャッチコピーを20案考えてください」
と依頼します。
一つだけ作ってもらうのではなく、複数案を出してもらうのがポイントです。
例えば、
「安心感を重視」
「高級感を重視」
「若い人向け」
「インパクト重視」
と条件を変えれば、さまざまな方向からアイデアを検討できます。
最終的なコピーをAIに決めてもらうというより、アイデアを広げるために利用すると便利です。
5.企画や新しいサービスのアイデアを出す
新商品や新サービスを考える際にもChatGPTを活用できます。
例えばレンタルスタジオを運営している場合、
「平日の空き時間を活用できるサービスを20個考えてください」
と質問できます。
すると、
・商品撮影
・動画撮影
・ライブ配信
・オンラインセミナー
・写真教室
・企業研修
など、自分だけでは思いつかなかった視点が出てくることがあります。
もちろん、AIが提案したアイデアがすべて実現できるわけではありません。
市場性、費用、設備、法律、地域性などを人が検討する必要があります。
それでも、最初のアイデア出しを高速化できるのは大きなメリットです。
6.マーケティング戦略を整理する
ChatGPTはマーケティングの考えを整理するときにも利用できます。
例えば、
「この商品のターゲットになりそうな人を整理してください」
「このサービスを購入する人が抱えている悩みを考えてください」
「競合との差別化ポイントを整理してください」
といった使い方です。
商品を販売するとき、いきなり広告を作るのではなく、
「誰に」
「何を」
「どんな価値として伝えるのか」
を整理する必要があります。
ChatGPTとのやり取りを通じて、自分の頭の中にある考えを言語化することもできます。
ただし、市場データや競合情報など、最新情報が必要な場合は別途調査・確認することが重要です。
7.会議や打ち合わせ内容を整理する
会議後に、
「結局、何が決まったんだっけ?」
となってしまうことはありませんか?
会議内容やメモをChatGPTに整理してもらうことで、
・決定事項
・課題
・担当者
・期限
・次回までに行うこと
などに分類できます。
長い文章から重要なポイントだけを抜き出したり、箇条書きにしたりすることも可能です。
打ち合わせ後の情報整理にかかる時間を短縮できるため、社内業務でも活用しやすい方法です。
※個人情報・顧客情報・社外秘情報などを扱う場合は、利用するAIサービスの設定や社内ルールを確認した上で利用してください。
8.業務マニュアルやFAQを作る
スタッフによって仕事のやり方が違う。
新人が入るたびに同じ説明をしている。
こうした問題を抱えている会社も多いと思います。
既存の業務手順をChatGPTに整理させることで、
・新人向けマニュアル
・チェックリスト
・よくある質問
・作業手順書
・研修資料
などの下書きを作成できます。
例えば、
「商品の注文を受けてから発送するまでの手順を、新人スタッフ向けのマニュアルにしてください」
と依頼します。
文章のマニュアルを作った後、それを動画用の台本に変換することもできます。
さらに実際の作業を撮影してマニュアル動画にすれば、スタッフ教育を効率化できます。
9.動画制作の企画や台本を作る
ChatGPTは動画そのものだけでなく、動画制作前の企画にも役立ちます。
例えば、
「会社紹介動画を60秒で制作したいので構成を考えてください」
と依頼すると、
オープニング
↓
会社紹介
↓
サービス紹介
↓
強み
↓
問い合わせ
といった構成案を作ることができます。
さらに、
・ナレーション原稿
・出演者のセリフ
・撮影する場面
・ショート動画の企画
・YouTube動画の構成
なども考えられます。
動画制作では「何を撮るか」を考える時間が意外とかかります。
AIを企画段階から利用することで、撮影前の準備を効率化できます。
10.ホームページやプログラム制作をサポートしてもらう
ChatGPTはプログラムやWeb制作にも活用できます。
例えば、
・HTML
・CSS
・JavaScript
・PHP
・Python
などのコード作成を補助できます。
「お問い合わせフォームを作りたい」
「スマートフォンで見やすいレイアウトにしたい」
「このエラーの原因を調べたい」
といった相談もできます。
専門知識がある人が使えば、制作スピードを上げるための強力な補助ツールになります。
一方で、AIが生成したプログラムが必ず正しく、安全とは限りません。
セキュリティや動作確認を含め、実際に公開・運用するときには専門的な確認が必要です。
ChatGPTを上手に使うポイントは「具体的に伝えること」
ChatGPTを使って、
「思っていた回答が出ない」
という場合、AIの性能だけが原因とは限りません。
指示が少なすぎることもあります。
例えば、
「Instagramの文章を作って」
だけではなく、
「鳥取市で飲食店を経営しています。30〜50代の家族連れに来店してもらうためのInstagram投稿を作ってください。文章は親しみやすく、300文字程度にしてください」
と伝えた方が目的に近い回答を得やすくなります。
ポイントは、
目的・対象者・条件・希望する結果を具体的に伝えること。
これは「プロンプト」と呼ばれるAIへの指示を考える上でも基本となります。
ChatGPTに全部任せればいいわけではない
ChatGPTは便利ですが、すべての仕事を任せるものではありません。
生成された内容には、誤った情報や不自然な表現が含まれる可能性があります。
そのため、
AIが作成 → 人が確認 → 修正 → 使用
という流れが基本です。
また、会社の機密情報、顧客情報、個人情報などを入力するときには十分な注意が必要です。
AIを「人の代わり」と考えるより、
仕事を速くするためのアシスタント
として利用する方が、実際の業務には取り入れやすいでしょう。
「ChatGPTを使える」から「仕事に活用できる」へ
ChatGPTは触っているだけでも面白いツールですが、本当の価値は実際の仕事に組み込んだときに生まれます。
例えば、
AIで企画を考える
↓
SNS投稿を作る
↓
写真・動画を制作する
↓
ホームページやLPへ誘導する
↓
問い合わせにつなげる
というように、複数の業務をつなげて活用することもできます。
当社では、ChatGPTをはじめとしたAI活用について、初心者の方にもわかりやすいレクチャー・活用支援を行っています。
単純なAIツールの操作方法だけではなく、
「自社ではAIを何に使えるのか?」
「どの業務をAIで効率化できるのか?」
というところから一緒に考えることができます。
また、ホームページ・LP・通販サイト制作、プログラム制作、SNS活用、マーケティング戦略、動画制作・撮影、マニュアル動画制作、写真撮影・加工などにも対応しています。
AIを学ぶだけで終わらせず、実際の仕事や集客に活用する。
これからAIを仕事に取り入れたい方は、まず普段時間がかかっている仕事を一つ見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか。
