企業がInstagramを始める前に決めるべきこと|SNS運用・集客の始め方を解説
「とりあえずInstagramを始める」はおすすめしません
「会社でもInstagramを始めた方がいいですか?」
「お店のInstagramを作ったけれど何を投稿すればいいかわかりません」
「最初は投稿していたけれど更新しなくなりました」
企業や店舗のSNS活用について、このような悩みは少なくありません。
Instagramのアカウントを作ること自体は難しくありません。
問題は、
「作った後に何をするのか?」
です。
目的を決めずに始めると、
写真を撮る
↓
文章を考える
↓
投稿する
↓
また次の投稿を考える
という作業を繰り返すだけになり、
「結局何のためにInstagramをやっているんだろう?」
という状態になりがちです。
企業がInstagramを活用するなら、アカウントを作る前にいくつか決めておきたいことがあります。
今回は、Instagramをこれから始める企業・店舗向けに、SNS運用の基本設計を紹介します。
1.最初に「Instagramを使う目的」を決める
一番最初に決めたいのが目的です。
Instagramを運用する目的は企業によって違います。
例えば、
・会社を知ってもらう
・商品を知ってもらう
・店舗への来店を増やす
・ホームページへのアクセスを増やす
・問い合わせを増やす
・LINE登録を増やす
・採用応募を増やす
・会社のイメージを伝える
・既存のお客様との関係を作る
などがあります。
ここで重要なのは、
「フォロワーを増やす」を最終目的にしないことです。
フォロワー数が増えても、会社の売上や問い合わせにつながらなければ、企業としてSNSを運用する目的とズレてしまう場合があります。
例えば美容室なら、
Instagramを見る
↓
ヘアスタイルに興味を持つ
↓
プロフィールを見る
↓
予約ページへ移動
↓
予約する
という流れが考えられます。
つまりInstagramは、
お客様と会社が出会う入口
として考えることができます。
2.「誰に見てもらいたいのか」を決める
次にターゲットを決めます。
例えば飲食店だからといって、
「食事をする人全員」
では広すぎます。
例えば、
鳥取市周辺に住んでいる
30〜50代
家族で外食することが多い
週末に利用できる店を探している
というところまで考えると、投稿内容が具体的になります。
同じ飲食店でも、
学生向けなのか、
家族向けなのか、
会社員向けなのか、
観光客向けなのかによって、
写真・文章・動画・キャンペーンの内容は変わります。
SNS運用では、
「誰にでも見てもらいたい」ではなく「一番来てほしい人は誰か」
を考えることが大切です。
3.ターゲットが「何を知りたいか」を考える
ターゲットを決めたら、その人がSNSで何を知りたいのかを考えます。
例えばリフォーム会社なら、
会社側は、
「当社は創業○年です」
「○○工事に対応しています」
と伝えたくなるかもしれません。
しかしお客様が知りたいのは、
「この工事はいくらくらい?」
「工事期間は?」
「住みながら工事できる?」
「どんな仕上がりになる?」
「どんな人が工事に来る?」
といった情報かもしれません。
企業SNSで重要なのは、
会社が伝えたい情報だけではなく、お客様が知りたい情報を発信することです。
4.投稿内容を3〜5種類程度に分ける
毎回ゼロから投稿内容を考えるとSNS運用は大変になります。
そこで、あらかじめ投稿カテゴリーを決めます。
例えば工務店なら、
①施工事例
Before・Afterや完成写真。
②お役立ち情報
リフォーム、住宅設備、メンテナンスなどの情報。
③スタッフ・会社紹介
働いている人や会社の雰囲気。
④よくある質問
実際にお客様から聞かれる質問への回答。
⑤サービス紹介
対応している工事やサービス。
というように分類できます。
飲食店なら、
料理
スタッフ
店内
おすすめメニュー
イベント・キャンペーン
などに分けられます。
投稿カテゴリーを決めておけば、
「今日は何を投稿しよう?」
という悩みを減らせます。
5.写真と動画をどう準備するか決める
Instagramでは、写真や動画も重要な要素です。
企業アカウントの場合、
・商品
・料理
・スタッフ
・店舗
・施工現場
・完成事例
・仕事風景
など、実際の会社やサービスが伝わる素材を準備しておくと運用しやすくなります。
おすすめなのは、
SNS投稿のたびに撮影するのではなく、まとめて撮影することです。
例えば月に一度、
商品写真10枚
スタッフ写真5枚
仕事風景10枚
ショート動画素材10本
というようにまとめて撮影します。
撮影した素材を1か月かけて投稿すれば、毎回写真を用意する負担を減らせます。
6.AI画像と実際の写真を使い分ける
生成AIを使えばSNS用画像も制作できます。
AI画像は、
・キャンペーンイメージ
・サービス説明
・お役立ち情報
・イメージビジュアル
・投稿の表紙
などに便利です。
一方で、
スタッフ
商品
店舗
料理
施工事例
不動産
などは実際の写真の方が伝わりやすいケースがあります。
企業SNSでは、
「AIで作ったきれいな画像」だけではなく、「実際の会社が見える写真」
も重要です。
AIと実写を目的に合わせて使い分けましょう。
7.「誰がSNSを担当するのか」を決める
企業SNSで非常に重要なのが運用体制です。
ありがちなケースが、
「若いスタッフだからInstagramをお願いしよう」
という決め方です。
しかしSNS担当者には、
企画
撮影
文章作成
画像加工
投稿
コメント対応
結果確認
など、さまざまな作業が発生します。
本来の仕事をしながらSNSも担当すると、負担が大きくなることがあります。
そこで、
誰が企画するのか
誰が撮影するのか
誰が文章を作るのか
誰が最終確認するのか
を決めておきます。
例えば、
スタッフ:写真撮影
↓
AI:投稿文章の下書き
↓
担当者:内容確認
↓
責任者:必要な場合のみ最終確認
↓
投稿
という運用もできます。
8.投稿頻度を無理に高くしない
Instagramを始めると、
「毎日投稿しないといけない」
と思ってしまう方もいます。
しかし、無理な投稿計画を作ると続きません。
例えば最初は、
週2〜3回
など、自社で継続できる頻度から始める方法があります。
大切なのは、
毎日投稿することそのものではなく、
目的に合った情報発信を継続することです。
SNS運用は短距離走ではありません。
会社の情報を少しずつ蓄積していくイメージで考えると続けやすくなります。
9.1か月分の投稿予定を先に作る
投稿当日になって、
「何を投稿しよう?」
と考えるのはおすすめしません。
例えば月末に翌月分の投稿予定を決めます。
1週目
商品紹介/スタッフ紹介/お役立ち情報
2週目
事例紹介/よくある質問/ショート動画
というように先に予定を作ります。
この作業にはChatGPTなどの生成AIも活用できます。
例えば、
「地域密着型のリフォーム会社です。Instagramを週3回投稿します。1か月分の投稿企画を12本考えてください」
と依頼します。
AIにアイデアを出してもらい、その中から自社に合うものを選びます。
10.Instagramのプロフィールを「会社案内」にする
投稿だけではなくプロフィールも重要です。
初めてアカウントを見た人が、
何の会社なのか
どこで営業しているのか
何を提供しているのか
を短時間で理解できるようにします。
例えば、
「○○株式会社です」
だけではサービス内容がわからない場合があります。
そこで、
鳥取市|住宅リフォーム
水回り・内装・小規模修繕対応
施工事例・住まいのお役立ち情報を発信
というように、何をしている会社なのかを伝えます。
11.SNSから「次にどこへ行ってもらうか」を決める
企業SNSではここが非常に重要です。
Instagramを見てもらった後、
何をしてほしいのか?
を考えます。
例えば、
Instagram
↓
ホームページ
Instagram
↓
LINE登録
Instagram
↓
通販サイト
Instagram
↓
予約ページ
Instagram
↓
問い合わせ
という導線です。
投稿を見て興味を持っても、
「どこから問い合わせればいいかわからない」
状態では機会を逃してしまいます。
SNSを始める前に、
SNSの出口
まで考えておきましょう。
12.ホームページとInstagramの役割を分ける
「Instagramがあればホームページはいらないのでは?」
という質問もあります。
しかし、それぞれ役割が違います。
Instagramは、
新しい人に知ってもらう・日常的に情報を発信する
ことに向いています。
一方ホームページは、
会社情報、サービス、料金、実績、FAQなどを整理して伝える
場所として活用できます。
例えば、
SNSで知る
↓
ホームページで詳しく調べる
↓
実績を見る
↓
料金を見る
↓
問い合わせる
という流れです。
SNSとホームページを競わせるのではなく、
連携させる
という考え方が重要です。
13.LINEも組み合わせる
業種によってはLINEを組み合わせる方法もあります。
例えば、
Instagram
↓
プロフィール
↓
LINE登録
↓
相談・予約
という導線です。
SNSは情報を知ってもらう場所。
ホームページは詳しく説明する場所。
LINEは問い合わせ・相談につなげる場所。
というように役割を分けると、全体の導線がわかりやすくなります。
14.フォロワー数だけでSNSを評価しない
企業がInstagramを始めると、どうしてもフォロワー数が気になります。
もちろん一つの指標ではあります。
しかし企業SNSでは、
・プロフィールを見てもらえたか
・ホームページへ移動したか
・LINE登録につながったか
・問い合わせがあったか
・来店につながったか
・商品購入につながったか
など、自社の目的に合わせて確認することも重要です。
例えばフォロワー1万人でも問い合わせがほとんどないアカウントと、
フォロワー1,000人でも毎月問い合わせにつながるアカウントなら、
企業にとってどちらが価値があるかは目的によって変わります。
15.AIを使えばSNS運用の負担を減らせる
SNS運用で時間がかかるのが、
「考える作業」
です。
ChatGPTなどの生成AIを活用すれば、
投稿テーマ
投稿カレンダー
投稿文章
キャッチコピー
ショート動画企画
動画台本
撮影アイデア
キャンペーン企画
などをサポートしてもらえます。
例えば、
1か月分の企画をAIで作る
↓
必要な写真・動画をまとめて撮影
↓
AIで文章の下書きを作る
↓
人が内容を確認
↓
投稿する
という運用にすると、担当者の負担を減らすことができます。
Instagram運用で重要なのは「投稿」より「設計」
Instagramを始める前に決めたいのは、
目的
↓
ターゲット
↓
投稿カテゴリー
↓
写真・動画
↓
運用担当者
↓
投稿スケジュール
↓
ホームページ・LINEへの導線
です。
ここまで決めてから運用を始めると、
「何を投稿すればいいかわからない」
という状態になりにくくなります。
SNS運用は、
投稿を作る作業ではなく、お客様との接点を作るマーケティング活動
として考えることが重要です。
SNS×AI×写真・動画×Webで集客導線を作る
当社ではInstagramをはじめとしたSNS活用のレクチャー・サポートだけでなく、生成AIを活用した業務効率化についてのレクチャーにも対応しています。
さらに、
・SNS活用レクチャー
・AI活用レクチャー
・SNS用画像制作
・写真撮影
・写真加工
・動画撮影・動画制作
・広告・チラシ制作
・マーケティング戦略
・ホームページ制作
・LP制作
・通販サイト制作
・プログラム制作
などにも対応しています。
例えば、
SNSの目的・ターゲットを設計
↓
1か月分の投稿企画を作成
↓
必要な写真・動画をまとめて撮影
↓
AIを使って投稿制作を効率化
↓
Instagramで情報発信
↓
ホームページ・LP・LINEへ誘導
↓
問い合わせ・予約・購入につなげる
という流れまで一体的に考えることができます。
「Instagramを始めたいけれど何から始めればいいかわからない」
という場合は、まずアカウントを作ることからではなく、
「誰に、何を伝えて、最終的に何をしてもらいたいのか?」
この3つを決めるところから始めてみてください。
